鬱になった登山ガイド☆

ガイドで食えない登山ガイド。 食うためのサラリーマン生活で無理が祟り、とうとう鬱になりました・・・。

ビビった・・・。

服薬・・・何日目か忘れた☆

 

早いもので会社を休み時初めて12日が経過。

 

いままで忙しい毎日だっただけあって、長期に休むというのはさぞかし退屈なものだろう・・・

 

そう思っていたけど、そうでもない。

 

まったくもって持って、実に理想的な時間の流れだ。

 

このまま一生こうありたいと思うが、そうもいかない。

 

会社には、6月1日から復帰すると伝えておきました・・・

 

 

きょうは午後から病院で診察がありました。

 

診察自体は特に問題もなく終わりましたが、お金を払うまでの待ち時間で

 

ちょっとしたハプニングが・・・

 

それまで普通にしていた女の子が、突如、顔面真っ青になってしまい

 

僕の目の前で倒れてしまったのです。

 

意識障害も起こしていて、しきりに不安を訴えていました。。。

 

もちろん、すぐに駆け寄ったのですが、何が起きてるのか把握できるはずもなく

 

ちょっと怖くなりました・・・

 

まったくもって普通というか、明るい感じさえする女の子だったのですが、

 

病気って外見では判断つかないということを、しみじみと実感しました・・・。

 

 

 

 

 

 

薬の効果・・・。

服薬12日目☆

 

前の晩は、友達とバーベキューとかやってたので夜更かし。

 

その間も、月曜日の仕事のことが頭をよぎり、プレッシャーに。。。

 

帰宅後、寝る前に薬を飲んで寝ました(-_-)zzz

 

翌日は診察があり、予定通り薬を強くしていく方向に。

 

午後は再び友達たちと合流して水族館見学(#^.^#)

 

夕方、帰宅後すぐに眠ってしまい、ほぼ朝まで起きられず。

 

起きても少しフラフラ気味。。。

 

まだ強い薬を飲むまえなのに、なんだこの効き目は・・・?

 

あさ起きて、普段なら仕事のことを少し考えただけでも不安で胃が痛くなるのですが、なんか変・・・

 

考えても平気っていうか、

 

考えないないし。。。

 

 

これが薬の効き目ってことなのかな?

励ましのいち日・・・。

服薬11日目☆

 

明け方から、ソワソワ感が激しく朝起きた時には不安感がありました。。。

薬飲まないほうが、こういうことも少ない気がしますが、これも治療の通過点と思っています。

 

昨夜は、山口君の会見で持ちきりでしたね。。。(◎_◎;)

 

やってしまったことは当然悪いことなのですが、

 

カメラの前で震えて泣いてる姿を見ていると、

 

あそこまで追い詰めなくても。。。って思いました。

 

彼は、今後ちゃんとケアを受けないと危険かな・・・って見えました。

事情はどうであれ、人を震えるまでに追い込んじゃうのはダメだと思うし、あの状況なら中断して落ち着かせてあげる配慮が必要なんじゃないかな。。。

 

 

さて、明日も祝日の30日も出勤ですが、通常業務としては本日が最後。

きょうは、できるだけたくさんのお客さんに「休職」のお詫びを伝えて回りました。

 

元気で再会しよう。待ってるぞ!! ・・・と肩を叩いてくださったり、

どうしたんだよ。。。もっと楽しく生きようよ~・・・

ちからになれることがあったら、なんでも言って・・・

ゆっくり休んで!!会社なんかに出てきちゃだめだよ・・・

ここに座りなさい。 これはお見舞金(三万円)・・・

・・・etc

 

沢山の人に励まされ、一日が終わりました☆

 

 

こんなに沢山の人たちに大事にしていただいているんだぁ・・・って、あらためて考えさせられた思いでした。

 

 

立ち直らねば☆

 

 

 

 

それにしても・・・。

服薬10日目☆

 

きのうは、一日沈みがち。。。(-_-)

 

きょうは、それなりって感じでした。

 

いよいよ休職が近いので、休むことをお客さんに伝えて回っていますが、とても全件は回れそうにもありません。

 

夕方は、とあるお客さんにご挨拶に行き、そこで「鬱」についてお話ししました。

 

奥さまも、従業員である息子さんも鬱を経験していて、たいへんな思いをしたようです。。。

 

鬱は、鬱を経験した人じゃないと絶対に解らないよね・・・

 

 

私が通っている病院のことを話したら、「その病院は、すごくいいよ!!」 って教えてくれました。

 

それにしても、こうしてみると・・・

 

鬱になった人って、かなり多いのですね。。。

 

なんか・・・安心というか、なんというか

 

孤独感が紛れるというか・・・。

 

お客さんも言ってました。

 

周りに鬱を話し合える人が居るのと居ないのは全然違う・・・と。

 

 

夜は、大手予約サイトさんから連絡がきたので、わたしのガイドプランのページを確認。

受けてはみたものの、ここまで来るのに、何気に大変(面倒)でした。(^_^;)

 

少しはお客さん来るのかなぁ。。。(#^^#)

 

 

 

 

心を騙す・・・。

服薬8日目☆

 

昨夜は、やはり上手く寝つけなかったので頂いた睡眠薬を飲みました。

まえのより強い薬なので、朝まで目が覚めることなく眠れました (´ぅω・`)ネムイ

朝まで目が覚めなかったなんて、何十年ぶりだろ。。。

 

 

いままでは、仕事で0時を越えようが、どんなに辛い仕事だろうが

自分をごまかして、

 

なんてことない。 辛くない、苦しくない。

いま、俺は楽しい。 楽しいんだ!!

 

・・・なんて、自分の心に蓋をして、自分に暗示をかけて乗り切ったりしていました・・・。

 

そんなことしてたら、壊れますよね。。。

 

いま振り返れば、狂気の世界だったと思います。

 

鬱と診断されなければ、ずっとあのままで走っていたのかと思うと、ぞっとしてしまいます。

 

 

大丈夫。 わたしはもう頑張りません☆

 

 

 

きょうは、午後から後輩と仕事でした。

 

後輩は、とにかく休んで仕事を忘れてくださいと言ってくれました。

 

鬱には気をつけろよ・・・って忠告したら・・・

 

 

「大丈夫っす!! 仕事なんて、テキト~っすから」

 

「仕事なんか、テキト~でいいんすよ!!」

 

 

 

むぅぅ。。。頼もしい奴

ぶり返し・・・。

夕方は、売上をまとめるために会社へ。

 

社長から一言

 

休職にあたって、そうやってほかの人に協力してもらって引き継いでもらっていいかも知れないが

俺の考えは違うからな。

お前の売り上げがなくなるわけだ。

会社にとっては大損害なんだからな。

その辺、考えて復帰するように。

そもそも、診断書では「鬱状態」なんであって

うつ病じゃないんだよ」

気の持ちようで、なんとでもなる状態なんだよ!!

 

 

・・・はい。

 

 

 

そんなこと言うか・・・。

 

 

ダメだ・・・

 

やっぱり会社から逃げられない・・・

 

 

脅迫されてるみたいだ。

 

被害妄想なのかな。。。

 

帰りの車の中で、運転しながらも

ボケぇぇ・・・っと。

 

前見てるのか、どこ見てるのか・・・

 

せっかく調子よかったのに・・・

 

 

また戻っちゃった。

 

 

いい1日だ・・・。

気遣ってくれている友達と、午前中から釣りに行きました (^v^)

魚は釣れませんでしたが、天気も良くて気分が晴れました。

 

昼食も一緒に食べられて楽しかったです (#^.^#)

 

先週も、今週も、助けてくれたのは大切な 「友達」☆

 

人は一人では生きられない・・・あらためて、そう感じました。

 

 

午後は病院へ。

 

先生と話し合って、睡眠薬を少し強くすることになりました。

 

病院の場所は、わたしの小中学校のエリアにあるので、ここに通うこと自体、精神的に和んでる気がします。

 

診察が早めに終わり、自宅近くのショッピングセンターでプリペイド携帯を買おうと思いましたが、在庫なし・・・(; ・`д・´)

ネットで注文しました。

プリペイド携帯は、休職中に会社に私用の番号を知らせておく必要があるためです。

自分の携帯の番号は、友達とガイド業務以外には使いたくなかったので・・・

 

よく、会社に従業員の個人の携帯番号が一覧にされてるケースを見ますが、

 

あれ、やめてほしいですよね。

 

個人の携帯番号を管理されるっていうのは、公私混同ですよ。

 

休みもへったくれもなくなるんです。

 

それこそパワハラだと思う。

 

私は昔、自分の携帯番号を会社から半ば脅すように尋ねられた経緯があります。

すっごく反発しましたが、結局教えることに・・・

 

そんなわけで、今回は「捨て番号」を用意周到にというわけなのです。

 

 

ショッピングセンターの本屋さんにも行きました。

 

こちらで目に留まった本を買って、残りの時間を車の中で読んで過ごしました。

 

「病気の9割は歩くだけで治る!」・・・という本を読みました。

鬱に関する指摘も書いてあり、早期の鬱は3か月で克服できると記されております。

3か月というのは、脳を良い状態に戻すのにかかる期間のようです。

私は、頻繁に山に登っていたり、長距離を歩く趣味があるのですが、その後に感じるのは健康感であり、充実感であり。

いわゆる、脳内のセロトニンが安定している状態なのだと思います。

ところが、昨年は山に登るのも、歩くのも目に見えて激減してしまっておりました・・・

そして、とうとう仕事のストレスがきっかけで鬱になりました。

あのまま登り続けていれば・・・

あのまま歩き続けていれば・・・

という思いもありますが、今回はこれはこれで良かったと思います。

そうでなければ、それこそ突っ走りつづけるでしょうからね・・・。

もう無理はしません。

今回、鬱と診断されたのは、ある意味「幸運」なのかもしれませんね。

 

さて、本の中で先生は歩くことにより脳内セロトニンを増やすことが鬱には最も重要であり、薬の長期化には警鐘を発しておられます。かといって薬を否定するのではなく、薬の有効性についても語られています。

鬱の場合、歩く以前に動けない状況の方も多いわけで、その場合、動けるようになるまで抗うつ薬を服用し、併せてたくさん歩くことにより薬を絶っていくという方法が効果的だとのことです。

実はわたしも、先日久しぶりに山に登って実感していました。

 

歩くことは、どんなお薬よりも効果的だと。